退職を決意した3つの理由【30代半ばで転職した会社を3ヶ月で退職しました】

こんにちは、あじサラ(@ajisarablog)です。

 

タイトルの通りではあるのですが、

この度入社してたった3ヶ月で会社を退職することになりました。

 

30代半ば、家持ち(ローン)/子持ち(2人)の私が、なぜ世間から批判され、転職活動にも超不利になってしまうような短期退職をすることになったのかを紹介させていただき、現在同じように

・転職したのは良いけど会社が自分に合わずに辞めたい

・辞めてしまったあとどうすればよいのか不安で辞められない

と思い悩んでいる方の少しでも参考になればと思います。

 

業務過多・長時間労働

長時間孤独作業

ありきたりな理由ではありますが多くの人が該当する理由かと思います。

 

私の場合はコロナ渦の中での転職ということもあり、

会社説明会で一次面接を兼ねて事務所に一回行っただけでそれ以降はすべてリモートでのコミュニケーションとなり、入社後1回も出社することなく退職することとなりました。

 

特殊な状況かとは思いますが今転職して思い悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

 

入社前後の手続きもすべてメールや郵送でやり取りを行い、入社後の研修も本来は集合研修だったのですがすべてリモートでの実施です

 

ひたすら自宅でタイムスケジュールに従いリモート研修を進める毎日で、同期との会話もすべてリモートです。

 

講師の方も初めての試みとなるため不慣れな部分があったり、時代は変わったんだなと実感できましたね。

 

約2週間の研修が終了すると、実際のプロジェクトへ参加していく訳ですが、私は主任級の職位にて転職したため、プロジェクト参加からすぐに新卒の部下を与えられてお客様の要望をシステム化するため開発チーム責任者というポジションにて仕事をすることになりましたが、すべてがリモートということで、メンバーも初回の顔合わせ時のみカメラONでその後は音声のみのミーティングがデフォルトです。

 

転職したばかりで会社に慣れる暇もなく、プロジェクトの詳細を把握するためにハードワークが始まり、1日のうち5~6時間打ち合わせを行い、残りの時間でプロジェクトのキャッチアップをしながら資料を作成したりExcelの関数も知らない様子の部下に指示やレビューを行っていると時間はあっという間に過ぎていきます。

 

当然定時内には終わらないので残業して対応することになるのですが、プロジェクトの関係上無尽蔵に残業できるわけではなく、上司からもなぜそんなに残業が発生するのかと詰められることが多くなり、自宅での作業だったため必然的に残業を付けずに働くことに・・・・

 

大体朝の7時から夜の25時まで食事をする暇もないほど仕事をしていたので、プロジェクトに入って1ヶ月立つ頃には体重が7キロ減少し、食欲も無く、仕事へのストレスから夜も眠れなくなってきていました。

 

しんどい毎日ですが、家庭もあるし転職したばかりでここが頑張りどころと自分にムチ打ち仕事を続けていったところ、とあるお客様との打ち合わせにて自分が担当する範囲の合意を取り付けたところで糸が切れてしまったのか、身体が動かなくなり、頭が真っ白になっていく現象が・・・・

 

そこからガクンと仕事のパフォーマンスも落ち、これはヤバいと上司に相談の上業務量の調整を願い出ましたが、状況は改善せず、まずは有給を取り休息を取ることとなりましたが、明らかに鬱の症状が出始めていたため、このまま本格的に鬱になってしまうと今後の人生にも大きく影響を与えることは明白だったため、家族とも相談の結果、退職することを選択しました

 

妻への家庭負荷増加による家庭崩壊の危機

殴られる夫

私が長時間労働をしている皺寄せは当然家庭にも影響が発生し、自宅で仕事をしているのに7歳と0歳の子供の世話はすべて妻にのしかかり、乳児の世話をしながらやんちゃな7歳児の面倒を見ていてくれた妻にも疲労が蓄積していき、夫婦喧嘩も多くなっていきます。

 

仕事中にも小学校での友達関連トラブルの相談をしてくる妻に余裕が無い私は酷い言葉を投げつけてしまうこともありました。

 

子供も寂しそうにパパはなんで遊んでくれないの?と泣くこともあり、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

そんな仕事と家庭の板挟みとなり、現在の仕事を長く続けていくことが不可能だろうという結論を出し、家庭にとって一番良い選択は何をしたら良いのかを妻とも相談することにしました。

 

私が会社を辞める選択肢を出すと、流石に妻は不安そうでしたが最終的は現状で継続していくことは難しいことを理解してくれ、最終的には退職することについて理解してくれた妻には感謝しかありません。

 

前職からの復職の誘い

チームの仲間

仕事と家庭で板挟みになっているとき、連絡を取り合っていた前職の同僚から食事に誘われ、そこで前職の上司も一緒にお酒を飲んで、現状を愚痴混じりに相談した結果、

「身体を壊すくらいなら戻ってこい」

「今乗り越えたとしても同じ環境にいる限りまた同じことの繰り返しになる」

「前と同じ待遇で戻れるように上層部に掛け合ってみるから」

 

と非常に温かいお言葉をいただき、同僚も戻ってくるように背中を押してくれました。

 

それまで私はなまじ仕事ができたため、どこか人を馬鹿にするような態度を取ることが多く、同僚や上司に諌められても結果を出しているので問題無いだろうと聞く耳を持っていませんでした。

 

そんな生意気な部下・同僚に手を差し伸べてくれた上司の優しさに涙が零れそうなのを堪えるのに必死でした。

 

その後正式に出戻るための手続きや選考などを行い、前の会社に戻れることとなり、これまでの傲慢な態度を改めまた1からやり直そうと準備を行っております。

 

まとめ

自由への開放

・辛ければ逃げても良い

・何よりも大事なのは自分の身体と家族

・どこで助けられるか分からないので人との繋がりを大事にする

 

たった3ヶ月で会社を辞めることになりましたが、この経験から多くのことを学ぶことができました。

 

私の場合はたまため救ってくれる方がいたので人生どん底まで落ちることはありませんでしたがもし同じような状況で悩んでいる方は1歩踏み出す参考にしていただければと思っています。

 

同じような経験を悩みを抱えている方を支援したり、自分の小さかった知見を広げるためにTwitterを始めています。

あじサラ(@ajisarablog

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最後までお付き合いいただきありがとうございました。ではまた。

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